日記
1960年代アメリカのヴィンテージクロックのIngraham・イングラハム・トラベルクロック・折り畳み式(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年07月19日
1950年代アメリカのアンティークデスククロックのIngraham・イングラハム・トラベルクロック・折り畳み式(電池式・クォーツ改造)です。イングラハムはアメリカ・ブリストル州コネチカットの時計メーカーで1840-1967の間存在しました。革張りで真鍮枠に樹脂製ガラス。折り畳み式の面白い構造になっています。当時日本の東京時計の技術提携で製造されJapanの刻印があります。元の機械は手巻式で毎日ゼンマイを巻かなければならず、またチクタク音も煩く時間も狂い易く、定期的なオーバーホールも必要なので。電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換しましたので正確に安心してお使い頂けます。電池寿命は約1年で年に一回の交換で済みます。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。アラーム機構はありません。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、殆ど外観で変化の無い完璧な仕上がりです。