日記
1930年代アメリカのヴィンテージテーブルクロックのLux Tape Measure Clock ・ラックス・テープ・メジャー・クロック(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年07月14日
1930年代アメリカのビンテージデスククロックのLux Tape Measure Clock ・ラックス・テープ・メジャー・クロック(電池式・クォーツ改造)です。ラックス社は1914年にアメリカでポール・ラックスにより設立され、初めはムーブメントのみを製造していましたが、1920年頃にウォーターベリーに工場を作り掛け時計事業を拡大しました。1961年にロバート・ショウ・コントロール社に買収され、その後Luxは1986年にイギリスのキッチンタイマーメーカーのシーベ社に渡りました。針の代わりにメジャーの様な数字が書かれた上部が回り時間を示す珍しい時計です。味の出た雰囲気が何とも言えません。元の機械は手巻式で毎日ゼンマイを巻かなければならず、またチクタク音も煩く時間も狂い易く、定期的なオーバーホールも必要なので。電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換しましたので正確に安心してお使い頂けます。電池寿命は約1年で年に一回の交換で済みます。裏のネジ巻きは飾りですがオリジナルを追求し元の位置に取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、殆ど外観で変化の無い完璧な仕上がりです。