日記
1920年代アメリカのビンテージデスククロックのSETH THOMAS・デスククロック・R型・手巻式(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年07月10日
1920年代アメリカのアンティーク・置時計のSETH THOMAS・デスククロック・R型・手巻式(電池式・クォーツ改造)です。セストーマスはアメリカの時計メーカーで歴史は古く1813〜1949年の間存在しました。珍しい上部が綺麗なアールを描いたR型と呼ばれるスタイルです。シンプル且つバランスの取れた装飾が古き良きアメリカの雰囲気があります。曲げ木の本体に真鍮の文字盤とガラス縁に、クリスタル製ドームガラスになります。本来この時計は鍵でゼンマイで巻く機械ですが、元々精度が悪く8日に一度ゼンマイを巻かなければいけなく、定期的なオーバホールも必要なので電池で静かに正確に動くクォーツ(月差20秒以内)に交換しておりますので時間も正確に安心してお使い頂けます。電池寿命は約1年です。チクタク音&時打はありませんのでとても静かです。オリジナルを損ねるのでムーブメント交換に伴い変えられやすい針も、オリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。針の中心部分の取り付け金具も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、ムーブメントだけが変わり外観の変化は全く無い完璧な仕上がりです。 元々付いていた鍵巻きが付属します。