日記
1950年代アメリカのヴィンテージ・デスク・クロックのWESTCLOX・ウエストクロックス・シャッター付き・トラベルクロック・42004(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年07月09日
1950年代アメリカのアンティーク置時計のWESTCLOX・ウエストクロックス・シャッター付き・トラベルクロック・42004(電池式・クォーツ改造)です。ウエストクロックスは前身がユナイテッド・クロック・カンパニーで1885年に設立し、掛け時計と目覚まし時計が主に作っていたアメリカ・イリノイ州のメーカーです。鉄製フレームにゴールドの真鍮枠に樹脂製シャッター。珍しいシャッターの様に時を閉めて、裏のスタンドも畳める面白い構造のトラベルクロックです。アールデコなデザインで非常に素晴らしい時計です。手の平大で非常に小さく何とかクォーツ化出来ました。元の機械は手巻式で毎日ゼンマイを巻かなければならず、またチクタク音も煩く時間も狂い易く、定期的なオーバーホールも必要なので。電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換しましたので正確に安心してお使い頂けます。電池寿命は約1年で年に一回の交換で済みます。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。アラーム機構はありません。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、殆ど外観で変化の無い完璧な仕上がりです。