日記
大正頃のアンティーク柱時計のRUBY・ルビー印・加賀屋商店・R型・振り子時計(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年05月16日
大正頃のアンティーククロックのRUBY・ルビー印・加賀屋商店・R型・振り子時計(電池式・クォーツ改造)です。ルビー印は戦前の東京の「加賀屋商店」が扱っており、ルビー印の商標は昭和9年創業の愛工舎に引き継がれました。 独特の斑模様の木目で装飾の控えめな澄ましたR型です。また振り子も円柱型でモダンです。本来この時計は鍵でゼンマイで巻く機械ですが、チクタク煩く元々精度が悪く8日に一度ゼンマイを巻かなければいけなく、時間が狂ったり止まったりするので、電池で静かに正確に動くクォーツ(月差20秒以内)に交換しており故障も非常に少なく時間も正確に安心してお使い頂けます。オリジナルの振り子も動き、チクタク音&時打(鐘の音)はありませんのでとても静かです。外観はオリジナルのままで振り子もオリジナルが動きます。電池寿命は約1年です。ムーブメント交換に伴い変えられやすい針や振り子もオリジナルを加工し使用しております。針の中心部分の取り付け金具も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。