日記
1960年代のアメリカのヴィンテージクロックのWestclox Transister York・ウエストクロックス・トランジスター・ヨーク・インダストリアル・クロック(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年03月03日
1960年代のアメリカのヴィンテージ・スクールクロックのWestclox Transister York・ウエストクロックス・トランジスター・ヨーク・インダストリアル・クロック(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。ウエストクロックスは前身がユナイテッド・クロック・カンパニーで1885年に設立し、掛け時計と目覚まし時計が主に作っていたアメリカ・イリノイ州のメーカーです。 黒塗りの樹脂製ボディーに樹脂製ドーム風防にアルミ製文字盤になります。インダストリアル・クロックとしては珍しく直径21.5cmと小型で味の出た雰囲気と赤い秒針がレトロです。本来この時計はトランジスター式ムーブメントで「チャッチャッチャ」と音が煩く元々精度が悪く1週間で1分前後は狂い修理も不可能に近いので、電池で静かに正確動くクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。スイープ運針(秒針が流れる様に動く)ムーブメントで落ち着いた雰囲気です。コチコチ音はありませんのでとても静かです。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。少しこだわって裏側のオリジナルの取り付けフックを加工し取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直し、ほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのは無い完璧な仕上がりです。