日記
1950年代アメリカのヴィンテージ・ウォールクロックのウエストクロックス・エレクトリック・インダストリアル・クロック・カーヴェックス(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
2017年02月09日
1950年代のアメリカのヴィンテージ・クロックのウエストクロックス・エレクトリック・インダストリアル・クロック・カーヴェックス(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。 ウエストクロックスは前身がユナイテッド・クロック・カンパニーで1885年に設立し、掛け時計と目覚まし時計が主に作っていたアメリカ・イリノイ州のメーカーです。セス・トーマス社のマネージャー・50955Cと同じモデルのブランド違いで両社共に同じモデルを製造しておりました。バブル状に大きく膨れたガラスに合わせて、文字盤、針共にアールを描いたデザインでカーベックスと呼ばれています。直径25cmと少し小型の鉄製クロームのボディーにドーム型ガラスで赤い秒針がレトロな雰囲気です。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントで周波数で動くので日本では使う事が出来ない地域もあり、また100V電源で漏電の恐れもあり修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。オリジナルと同じ秒針がスーと動くスイープ運針に機械にしてあります。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針も、オリジナルを加工し使用しております。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。