日記
1970年代のアンティーク掛け時計のセイコー・トランジスター・クロック・TA585・角型・木目調(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
2016年11月15日
1970年代のアンティーク・クロックのセイコー・トランジスター・クロック・TA585・角型・木目調(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。 服部時計店の製造部門事業部の「精工舎」として1892年創立し現在も「セイコー」として時計を製造しております。ボディーは木目調の樹脂製でガラスはクリスタル製です。ボディーから文字盤まで木目が続き、白いオール数字のインデックスと赤い秒針が良いバランスです。本来この時計はトランジスター式ムーブメントで「チャッチャ、チャッチャ」と音が煩く、元々精度が悪く一週間で1分位ずれ修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。スイープ運針(秒針が流れる様に動く)ムーブメントで落ち着いた雰囲気です。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針も、オリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。裏の穴は電池交換出来る様に下に綺麗に少し拡張致しました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直し、ほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのはムーブメントが変わっただけの完璧な仕上がりです。