日記
1950年代アメリカのヴィンテージ・ウォールクロックのゼネラル・エレクトリック・テレクロン・インダストリアル・クロック・モデル・1HA1612・ベークライト(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
2016年08月30日
1950年代頃のアメリカのビンテージクロックのゼネラル・エレクトリック・テレクロン・インダストリアル・クロック・モデル・1HA1612・ベークライト(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。ゼネラル・エレクトリックは1878年トーマス・エジソンがエジソン電気照明会社を設立したのが始まりでのアメリカのメーカーです。GEの中では一番定番的な大きさです。焦げ茶色のベークライトのボディーにドーム型ガラスで赤い秒針がレトロな雰囲気です。珍しいゼネラル・エレクトリックとテレクロンのダブルネーム表記で、裏のムーブメントカバーがマーブル色のベークライトになったモデルです。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントで周波数で動くので日本では使う事が出来ない地域もあり、また100V電源で漏電の恐れもあり修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。オリジナルと同じ秒針がスーと動くスイープ運針に機械にしてあります。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針も、オリジナルを接着剤を使わず加工し使用しております。秒針の中心部分もリベット状の物を付けずオリジナルのまま加工致しました。12時位置の赤いドットは停電があった場合白から赤に変わり知らせるためのインジケーターで、今は赤の状態で固定しております。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのは電源コードが無いだけの完璧な仕上がりです。