日記
1970年代アメリカのヴィンテージクロックのTIMEX・タイメックス・ゼネラル・エレクトリック・インダストリアル・スクール・クロック・2008B・シルバー(電池式・スイープ・クォーツ改造) が仕上がりました。
2016年08月03日
1970年代頃のアメリカのヴィンテージウォールクロックのTIMEX・タイメックス・ゼネラル・エレクトリック・インダストリアル・スクール・クロック・2008B・シルバー(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。1854年アメリカで「ウォーターベリー・クロック・カンパニー」としてコネティカット州で創業したブランドです。ゼネラル・エレクトリックは1878年トーマス・エジソンがエジソン電気照明会社を設立したのが始まりでのアメリカのメーカーです。タイメックスがゼネラル・エレクトリックのOEMで作っていた時計で、ゼネラル・エレクトリックとブランド名が違うだけで同じ仕様の珍しい時計です。小型のシルバー塗りの樹脂製ボディーにドーム型ガラスで水色の秒針がレトロな雰囲気です。2008Bは2008と比べて風防がガラス製から樹脂製に変わり、フォントが太くなり、文字盤が金属製から紙製に変わっているのが特徴です。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントですが、電圧も違い元々精度が悪いので、電池で動き精度の高いクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。ムーブメント交換に伴い、違うデザインの物に変えられやすい針も加工し使用しております。雰囲気に合わせて秒針がスーと動くスイープ運針に機械にしてあります。裏のムーブメントカバーはネジを緩く閉めておけば容易に手で外せるので敢えて残しております。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのは電源コードが無いだけの完璧な仕上がりです。