日記
1960年代のアメリカのヴィンテージウォールクロックのIDL・インダストリアル・スクール・クロック(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
2016年05月12日
1960年代頃のアメリカのビンテージクロックのIDL・インダストリアル・スクール・クロック(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。IDLはIDL Communications and Electric Inc.として現在もあるアメリカの電気設備を供給する会社です。焦げ茶色の樹脂製のボディーに樹脂製ドーム型風防で赤い秒針がレトロな雰囲気です。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントで周波数で動くので日本では使う事が出来ない地域もあり、また100V電源で漏電の恐れもあり修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。オリジナルと同じ秒針がスーと動くスイープ運針に機械にしてあります。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。秒針の中心部分もリベット状の物を付けずオリジナルのまま加工致しました。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのは電源コードが無いだけの完璧な仕上がりです。