日記
昭和初期頃のアンティーク柱時計の精工舎・丸型・振り子時計・14日巻・トーマス型・黒色(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2016年01月26日
昭和初期頃のアンティーククロックの精工舎・丸型・振り子時計・トーマス型・黒色(電池式・クォーツ改造)です。服部時計店の製造部門事業部の「精工舎」として1892年創立し現在も「セイコー」として時計を製造しております。船時計の様なトーマス型と呼ばれる形で、最初期型と思われる金属に紙製文字盤を貼っていた時代の物です。ボディーは黒漆塗りのケヤキ木で長年愛でられた良い色艶が出ています。本来この時計は14日毎にゼンマイを巻かなければならない機械で、チクタク煩く時間も狂いやすく止まったり、定期的なオーバーホールも必要なので、静かに電池で正確に動くクォーツ(月差20秒以内)に交換しておりますので安心してお使い頂けます。チクタク音及び時打ち機能(鐘の音)はありませんのでとても静かです。約1年間は電池交換不要で正確に動き非常に使い易いです。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もを使わず加工し使用しております。針の中心部分の金具も忠実に再現いたしました。