日記
1950年代のアンティーククロックのKH・工業用・R型・親時計・振り子時計・手巻式(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2015年10月23日
1950年代頃のビンテージクロックのKH・工業用・R型・親時計・振り子時計・手巻式(電池式・クォーツ改造)です。KHはマイナーなメーカーで機械は鍵巻きの手巻で、親時計機能はコンセントから電気で動かしていた仕組みです。親時計とは子時計を一括で集中制御し、子時計側では時刻のずれや電池切れを心配しなくて済むようになっており、鉄道駅・学校・工場・船舶などに設置されている物です。ネズミ色の機器色に塗られた鉄製でインダストリアルな雰囲気です。また四角い窓の奥で大きな振り子がゆっくりと揺れ和みます。ボディーは鉄製で高さ65cmと大きく非常に存在感があります、アトリエ等のメインを飾る時計として良いかと思います。本来この時計は鍵でゼンマイで巻く機械ですが、元々精度が悪く8日に一度ゼンマイを巻かなければいので、電池で動き精度の高いクォーツ(月差20秒以内)に交換しておりますので、時間も正確に安心してお使い頂けます。外観はオリジナルのままで、オリジナルの振り子も動きチクタク音はありませんのでとても静かです。ムーブメント交換に伴い変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。針の中心部分の取り付け金具も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。