日記
アンティーク・インダストリアル・クロックのKOSEISHA・光星舎・光星報時親時計・振り子時計(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2015年08月03日
1960年代頃のアンティーク・クロックのKOSEISHA・光星舎・光星報時親時計・振り子時計(電池式・クォーツ改造)です。光星舎は東京の時計メーカーで明治30年代頃に設立されました。親時計とは子時計を一括で集中制御し、子時計側では時刻のずれや電池切れを心配しなくて済むようになっており、鉄道駅・学校・工場・船舶などに設置されている物です。緑がかった薄い水色の機器色に塗られた鉄製でインダストリアルな雰囲気です。当時のダイアガラスの奥で変わった形の振り子がゆっくりと揺れ和みます。本来この時計はトランジスター式ムーブメントですが、コチコチ♪とが煩く精度が悪く修理も不可能に近いので、電池で動き精度の高いクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。外観はオリジナルのままで、振り子も動きチクタク♪音はありませんのでとても静かです。オリジナルを損ねるのでムーブメント交換に伴い変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。針の中心部分の取り付け金具も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。オリジナルの単1電池ボックスを使える様に少し凝った改造をしております。