日記
ヴィンテージ・ウォールクロックのSessions・セッションズ・サンバースト・クロック(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
2015年03月10日
1960年代頃のアンティーク・クロックのSessions・セッションズ・サンバースト・クロック(電池式・クォーツ改造)です。セッションズ社は1900年頃アメリカに誕生し直ぐに自社開発のムーブメントを完成させたメーカーで、ラジオクロックやタイマーを作ったりもしていました。1960年代に入り経営不振で自社ビルを売却し1969年に歴史を閉じました。このモデルは製造はドイツでされていました。ウェルビー社製と良く似ており当時外注していたのかもしれません。直径65cmとダイナミックな大型で金属製のしっかりとした造りで、綺麗な金のバーストが光輝きサンバーストらしさのある時計です。またバーストを取り外すことが出来てコンパクトになる設計が良いです。本来この時計はコンセントを使い電気で動く機械から、電池で動き精度の高いクォーツ(月差20秒以内)に交換しておりますので安心してお使い頂けます。チクタク♪音はありませんのでとても静かです。違うデザインの物に変えられやすい針も加工し使用しております。針の中心部分の部品も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。裏フタは壁に掛けた際陰影が出る様に少し出っ張っているので、手間が掛かりますが敢えて残し、電池交換と時間調整をし易い様に綺麗に穴を開けました。