珍しいオリジナル文字盤でリューズロック&ハックがOKの植村直己モデルが入荷しました。
1970年代のセイコー・ダイバー150M植村直巳モデルです。 マッキンリーに消えた冒険家、植村直巳。彼が北極圏犬ぞり旅行で使用したのは、セイコー・ダイバーズのこのモデルであった。そもそも彼とセイコー・ダイバーズとの出会いは、1970年日本山岳会エベレスト遠征にさかのぼる。このとき登山隊はセイコー・ダイバー150mを採用。植村氏もこれを使用して登頂した。もっとも彼が犬ぞり行の際、最初に腕に付けていたのは外国製防水モデル。凍傷を恐れていた彼は金属製ブレスレットを革ストラップに交換していたが、あまりに激しい振動のため切れ、ポケットに入れていたところ油が固まり止まってしまう。やがて補給地点に取材にきていた旧知に記者のこのモデルと交換。それで残りの旅を乗り切ったのだという。