1970年代のアンティーク掛時計のセイコー・トランジスター・クロック・TTX-618・横長・木目調(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
1970年代頃のアンティーククロックのセイコー・トランジスター・クロック・TTX-618・横長・木目調(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。横幅37cmのダイナミックなスタイルで文字盤の中心部分がなだらかに凹んだモダンなデザインです。オリジナルで裏側のムーブメントカバーが出っ張った構造で、壁に掛けた際少し出っ張った様になるため、それを忠実に再現するためにオリジナルのムーブメントカバーの中に新しいムーブメントを入れ、単一電池ボックスを使うことが出来るように致しました。また時間調整をし易い様に小さく綺麗に穴を開けました。本来この時計はトランジスター式ムーブメントでチャッチャと音が煩く元々時間も1週間で1分程度ずれ、修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。スイープ運針(秒針が流れる様に動く)ムーブメントで落ち着いた雰囲気です。コチコチ音はありませんのでとても静かです。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。6時位置の時間調整ノブも飾りですが取り付けオリジナルを忠実に再現致しました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直し、ほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのはムーブメントが変わっただけの完璧な仕上がりです。