昭和初期頃のアンティーク柱時計のオキュパイド・ジャパン・明治時計・振り子時計(電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
昭和初期頃の古時計のオキュパイド・ジャパン・明治時計・振り子時計(電池式・クォーツ改造)です。明治28年10月24日名古屋市に出来たメーカーで振り子時計などで有名です。オキュパイド・ジャパンとは日本が第二次世界大戦で敗戦し、その後アメリカの占領下となりました。その1946-1952年の間、日本から輸出する物にはMade in Japanだけではなく、Made in Occupied Japan(占領された日本製)とする事を義務付けられました。控えめな装飾で針と数字が面白いデザインで、四角く置いて使うことも出来てディスプレイの幅が広いです。本来この時計は鍵でゼンマイで巻く機械ですが、チクタク煩く元々精度が悪く8日に一度ゼンマイを巻かなければいけなく、時間が狂ったり止まったりし、定期的なオーバホールも必要なので、電池で静かに正確に動くクォーツ(月差20秒以内)に交換しており故障も非常に少なく時間も正確に安心してお使い頂けます。オリジナルの振り子も動き、チクタク音&時打(鐘の音)はありませんのでとても静かです。外観はオリジナルのままで振り子もオリジナルが動きます。電池寿命は約1年です。ムーブメント交換に伴い変えられやすい針や振り子もオリジナルを加工し使用しております。針の中心部分の取り付け金具も取り付けオリジナルを忠実に再現いたしました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、ムーブメントだけが変わり外観の変化は全く無い完璧な仕上がりです。