1970年代のアンティーク掛け時計の東芝・トランジスター・クロック・乾電池時計・CTー1006(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
1970年代のアンティーククロックの東芝・トランジスター・クロック・乾電池時計・CTー1006(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。東芝の創業者の田中久重は、からくり人形や和時計などを開発しました。後に東京・芝浦に移転させ日本で最初の一般家庭向け白熱電球の生産しました。直径33cmと標準的な大きさの機械色塗りの鉄製ボディーに文字盤も鉄製です。文字盤、ガラス、針共に大きくアールを描いたダイナミックなデザインです。本来この時計はトランジスター式ムーブメントですが、チャチャチャチャと音も煩く仕組み的に精度が悪く修理も不可能に近いので、電池で静かに動き正確なクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。ムーブメント交換に伴い違うデザインの物に変えられやすい針も、オリジナルを加工し使用しております。また加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。雰囲気に合わせて秒針がスーと動くスイープ運針に機械にしてあります。3時半位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので外観の変化の無い完璧な仕上がりです。