昭和初期頃のヴィンテージクロックのマツダ・電気時計・S262(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
昭和初期頃のビンテージクロックのマツダ・電気時計・S262(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。マツダは1909年にアメリカに生まれた白熱電球などのブランドで、日本では東芝の東京電気がライセンスされ、電球「マツダランプ」や電気時計などを作っていました。鉄製ボディーに文字盤はセルロイド製でインダストリアルな雰囲気です。ドームガラス付きで直径33cmと丁度良いサイズで分厚くぽってりして可愛いです。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントで周波数で動き使う事が出来ない地域もあり、また100V電源で漏電の恐れもあり修理も不可能に近いので、秒針がスーと滑らかに動くスイープ運針の機械にしておりますので良い雰囲気です。ムーブメント交換に伴い、違うデザインの物に変えられやすい針もオリジナルを加工し使用しております。加工が雑な場合取れたりずれたりしますが独自技術で精巧に加工しております。12時位置の赤いドットは停電があった場合白から赤に変わり知らせるためのインジケーターで、今は赤の状態で固定しております。裏フタは時間調整と電池交換がし易い様に綺麗に丸く穴を開けました。また裏の中央に合った品番プレートも下に移動し取り付けました。6時位置の時間調整ノブは飾りですが取り付けました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直しほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのは電源コードが無いのと裏に穴が開いただけの完璧な仕上がりです。