1960年代・アメリカのビンテージ・ウォールクロックのシンプレックス・インダストリアル・スクール・クロック・トーマス型(電池式・スイープ・クォーツ改造)が仕上がりました。
1960年代頃のアメリカのアンティーク・クロックのシンプレックス・インダストリアル・スクール・クロック・トーマス型(電池式・スイープ・クォーツ改造)です。シンプレックスはアメリカの企業用の設備時計を作る会社で、シンクロナス・システムを用いた有線の時計を供給していました。元はIBM社が製造していましたが1958年にシンプレックスタイムレコーダー会社に自分の時間の部門を売却しました。鉄製ボディーの工業系の無機質なデザインで膨れたドームガラスが和みます。珍しく少し青みがかった文字盤でクールな雰囲気です。本来この時計はコンセントで動くモーター式ムーブメントですが、電圧も違い元々精度が悪いので、元々精度が悪いので乾電池で動き精度の高いクォーツ(月差20秒以内)に交換してあり正確に安心してお使い頂けます。スイープ運針(秒針が流れる様に動く)ムーブメントで落ち着いた雰囲気です。コチコチ♪音はありませんのでとても静かです。ムーブメント交換に伴い、違うデザインの物に変えられやすい針も加工し使用しております。秒針の中心部分もリベット状の物を付けずオリジナルのまま加工致しました。裏のムーブメントカバーはデザイン上敢えて残し、電池交換と時間調整出来る様に丸く穴を開けております。